表へ出ろ!

一昨日のライブでのアリとの会話で思ったんだけど(会場でも話したけど)、あの男同士で(まあ、女同士でもあるのかな)諍いが起こって、もう我慢ならんはっきり白黒つけようじゃないか!という時の定番の台詞

「表へ出ろ!!」

…これが良くわかんないんだよねー。あれ、決して「書を捨てよ、街に出よう!」みたいな意味じゃないよね。なんで表に出るんだろ。まださ、怒髪点をついちゃって、我を忘れてしまって気が付いたら刺してた、みたいなの方が理解できるのよ。いや、理解できないけど、まだ納得できるというか、「そんなに怒っちゃったんだー」という感じで、暴力に至る動機が明確なんだけど、

「表へ出ろ!!」

って、一応ここで暴れると回りに迷惑がかかるからみたいな冷静さと、でも目の前のお前は許せねえ! みたいな非冷静さとのダブルスタンダードが、なんとも居心地悪いというか、なんというか。表へ出るくらいの配慮が出来るなら、話し合えば(もしくはもう話し合わなければ)良いじゃないかーって思ってしまうんだよな。

しかも、表に出れば、それで誰にも迷惑かからないのかという問題もある。逆にそのお店(そういう諍いが起こるのはやはり酒場が多いですね)の中に、専用の場所を用意するという手もあるよね。そういう場合は「表へ出ろ!」じゃなくて、うーん例えば

「リングを用意しろ!!」

でもいいわけだ。そうすると他のお客さんにとっても良い余興になって、自分たちも白黒はっきりつけられて、皆がハッピーだよね。試合内容によっては、おひねりが飛んでくる可能性もある。

でもあれってやっぱり「表へ出る!」という言葉の持つある種のフェアな感じが、多用される原因なんでしょうね。

「法に問え!」

じゃ重すぎるし、

「指相撲で勝負しろ!」

じゃ可愛すぎるし。

「裏へ来い」

になると、フェアな感じはもはや微塵もない。やはり体育館の裏ですかね。じめじめしてて、嫌だ。

やっぱり、表に出るのが良いみたいですね。