ライブハウス→スタジアムの流れは評価したい。

名古屋某ライブハウス。

ステージでは前のバンドが演奏中。楽屋でいそいそと準備する僕(たち)。MCがもれ聴こえていて、なんか僕について触れてくれているみたい。嬉しい。本番前にトイレ行ってこよう。

広い客席は大きな木の机が点々と並んでいて、その周りにお客さんが座るスタイル。一昔前のカーニバルレストランみたい。客入りはまあぼちぼち。前のバンドが終わるやいなや席を立つテーブルもあり、「まあ演奏中に帰られるよりいいか…」と用を足し楽屋に戻る。

持ち時間は30分。曲数は5曲。自信のあるセットだから楽しんで出来るし、始めて俺を観る人も気に入ってくれるだろう。さあ転換だ。気合いを入れてステージに向かう。

ステージに出てみると舞台は日産スタジアムに変わる。客入りはまあまあ…だけどそこはそれスタジアムだから、まあさっきより大幅に増えている。思い思いに機材をセッティングするメンバー。俺もマイクスタンドを調整し、一曲目が始まるのを待つ。

一曲目は「バースデイ」。歌いだしは順調。お客さんの表情もいい。行ける。
しかしサビに入った途端、あれ?と違和感を感じた。

しまった! この曲はAメロBメロを二度繰り返してからサビ、の構成なのに、一度目のBメロの後にすぐサビを歌ってしまった! 急いで修正しようと思うんだけど、イレギュラーな展開に歌詞が出て来ない。ハプニングには慣れてる俺だけど、どうする…?

何を思ったか、マイクを持ったまま駆け出す俺。歌詞のないままに歌いながら、スタジアムを飛び出し、闇雲に走る。歌う。走る。高架下を駆け抜け、高速道路の出入り口まで来た時に、あれ、ここまで来ちゃったらワイアレスマイクの電波届いてないんじゃないの、ステージに戻らなきゃまずいんじゃないのと思い出す。

いかんいかんと踵を返し、全速力で戻るも道が分からない。大体の検討で来た道を戻り、道路を清掃しているおじさんに訊くと、振り返った所に日産スタジアムはあった。

入り口のドアを開け、客席を通りながら生声で叫ぶ。「皆さぁ~ん! かっとが帰ってきましたよぉ~! まだやりますよぉ~!」

どよめくお客さん。そうだよまだやるんだよ。聴こえてなかったかもしれないけど、歌ってたんだよ。しかしステージに目をやると、機材は綺麗に片付けられてしまっている。

なんで片付けちゃうんだよ~と思いながら楽屋に戻り、少し冷ややかな目のメンバーに状況を訊くも、つれない素振り。とにかくステージに出るしかない。特に制止しないスタッフの間を抜け、舞台へ出る。

半数くらいのお客さんはもう帰り支度を始めている。出口へ向かう列も出来ている。
またまた生声で叫ぶ俺。マイクどこ行ったんだ。しかし声は届いてるみたいで、出口に向かっていたお客さんも駆け戻って来てくれる。

「皆さぁ~ん! ごめんなさいちょっと外に出ておりましたぁ~! それで、もう持ち時間もなくなっちゃったみたいです~!(客席からいいとも的に「ええ~?」の声)ごめんね! でもせっかく皆来てくれたんだし、あの、う~んと(ここで名古屋に機材を貸してくれる知り合いが居る事に気付く)あ! これから場所見つけてストリートライブやりまぁす! ちょっと時間かかるけど、絶対やりますんで! えーっと、そうだな、日が暮れるまでには始めますんで!」


やりますんで! 日が暮れるまでに始めますんでぇ~!! と言う所で、目が覚めた。

はい。そんな夢を今朝みました。
印象的だったので、なんとなくブログに。

まあどうしようもない夢だけど、場所が途中からライブハウスからスタジアムに変わった所と、自分がお客さんに求められていた事は評価したい。しかし思い出しながら書いていると、妙に教訓的な夢だとも思えたり^^;;。

と、そんなCUTTの(現実の)ライブ、明日18日名古屋HUCK FINN FACTORYです! 三ヶ月連続の一回目です。まだちょこっと入れるから、予約出来る人はぜひ!
歌うでぇ~! お楽しみに! 

…しかしなんか段々、今朝見た夢の続きをこれから生きて行くような気がしてきたよ。
うむうむ。そうして行こう。スタジアムに帰るまで、ね。まあまだ一回も行ってないけど、な!