山田ジャパン稽古日記01「初日/顔合わせ」

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CUTT山田ジャパン稽古日誌
「初日/顔合わせ」

2012年2月13日、月曜日。いよいよ山田ジャパン第10回公演「盗聴少年」始動の日である。

思えば1月のある日の入浴中、主宰山田能龍氏からかかってきた電話に対する僕の
「今お風呂入ってるから、かけなおしていい?」

に対してのまさかの返事
「いや、お風呂入りながらでいいから話していい?」

から始まった、そのまたまさかのオファー。

それから出演決定までの詳細は別機会に譲るとして、なんやかやあり、いよいよ役者(というのもおこがましいけど、まあ他に言い方もないのでご了承を)前田一人初めてのお仕事の日となったわけである。

顔合わせって何するか良く分かんないけど、多分自己紹介とかあって、それから軽く台本を座ったまま読んだりするんだろう。ていうか、山田ジャパンの顔合わせって俺主題歌担当として行った事あるような気がする。割とフランクな感じだったような気がする…

などと考えながら、指定された会場へ向かう。勿論遅刻などもってのほかなので早めに出るが、あまり早めについて所在なく座っているのもあれなので(←考え過ぎ)、15分前に着くように時間を調整。

しかしあれですね、グーグルマップというのは時におかしな事をしますよね。最寄り駅に到着し、顔合わせ会場の建物名を入力すると赤いピンがストン。
ほいほいここねとiPhone片手に歩き出し、「時間も計算通りや…幸先よし」と思ったのも束の間、赤いピンの場所に着いてもそれらしき建物が無い。
あれれ? とぐるりを歩いてみても、…ない!

「初日から遅刻だけは、いやぁぁぁぁぁっっっっ!!!」

と変な汗をかき始め、iPhoneのマップをまさぐると、件の赤いピンのとこになぜか「居酒屋○○」の表記。

なんで、全然関係ない居酒屋さんにピンがストンやねん! と憤りながら、再度同じ建物名を入力すると、そこから500mほど離れたところにピンがストン。今度は名前もしっかり目的地の名前だ!

その時点で顔合わせ開始まであと7分くらい! ダッシュ! 俺ダッシュ!

…ダッシュの甲斐あり遅刻は免れたけど(しかし会場の時計が進んでいたから、若干の遅刻感はあったかも)ぎりぎりで到着した自分と弾み続ける息を恥じつつ、「おはようございます~」と会場の扉を開けるとそこには!

ものすごーい会議室っぽいところに、カタカナのロの字に長テーブルが並べられ、座る所にもキャスト名とかスタッフさんの名前とかA4の紙にばきっと印刷されてる! そこに皆さん、かるく手持ち無沙汰な感じで座ってはる! も、ものものしい!! ち、ちっともフランクじゃない!

松本渉氏の「カット君そこやで」という声の先をみると、そこにはバキッとA4の紙が二枚
「前田一人」「主題歌担当:CUTT」とそれぞれ印刷されていた。おおお。ありがたや。

顔合わせは主宰能龍の挨拶からはじまり、続いて自己紹介タイムへ。やっぱり来たか、とシャワーを浴びながら考えた文言を頭の中で繰っていると

「じゃあ、そっちから順番に…、かっとくんから」

と、これまたまさかの一番手指名! 初めてやのに、顔合わせっていうの自体初めてやのにぃ~!

…という顔はしませんよぉ!(多分してなかったはず! ばれてない!)
それでは私が、ってな感じで立ち上がり、隠しきれない緊張を隠そうともせず(緊張するに決まってるやんという逆ギレ的な精神状態)かなりしゃちほこばったご挨拶をさせて頂きました。途中つっこんでくれる能龍に反応もせず、考えて来た事をゆいきりました。子供か俺は!

その後はさすが皆さん場慣れされた感じでさくさくっと自己紹介が進み、諸々連絡事項があって「じゃ、軽く台本読んでみましょうか」的な流れに。

来た~。机の上に台本おいてあるー!(写真) 台本とか自分事として手に取るの初めて! しかし僕には「軽く読む」というような皮膚感覚は全然ないよ! でも慌てふためいてはいかんよ…と自分に言い聞かせつつ、なんとかやる。

台本に書かれている情報を出来るだけ読み取って、「ここはこういう気持ちなんだろう」や「この少年はこういう性格だろう」などと考えようとするのだけど、うっかり自分の出番が終わった後の決定的な台詞を見過ごしていて、最初の2回程は全然違う感じでやってしまっていたような気がする…。まあ今日の時点でそこまでの差があるようなレベルに達しているかは疑問だけど、それでも自分なりに工夫しないわけにはいかないしね。その後能龍氏の演出で、ようやく基本的な少年像を理解した…ような気がする。あとはテンポ感とか出来るだけ吸収できるように、他のキャストさんの喋り方(口の動き)を真似してみたり。ああ、ひな鳥のようよ、私。

台本の読み合わせでもって顔合わせは無事に終了し、その後焼き肉屋さんでの親睦会へ。

最初いつものくせで能龍の近くに座ったけど、まあ能龍は知ってるしなあと思い直し、みょーちゃんの前の席へ。人見知っている場合ではないのだ。…というかそもそもなんだかんだで知ってる人ばかりだし。

結果、みょーちゃんの隣に座っていた矢田一路くんを、皆が呼んでるあだ名「いっちゃん」と呼ぶ事に成功したぞ! 俺「いっちゃんって呼んで良い…?」って訊いたんだぞ! どうだ! 縮まる距離感! 嬉しい…

と感激の涙にむせびつつ(嘘)、初日はひとまず帰路についた私なのであった。

買ったばかりの傘を、焼き肉屋さんに残して…(降るって言ってたのに降らなかったんだよ。…二日目に続く)



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