山田ジャパン稽古日誌「稽古5日目」

山田ジャパン稽古日誌
「稽古5日目」

いよいよ僕に撮って2月の稽古最終日(翌日も稽古はあるんですが、僕はライブのためお休み)。

この日2012/2/22はCUTTアルバム「Not So Far From Anywhere」配信版発売日でもあり、稽古後には渋谷UST STUDIOからのユナイト特番もある、というなかなか濃ゆい日です。そしてまた猫っぽい日でもありますね。にゃんにゃん。

今日から小道具を一つ持っていく。本番はちゃんとそのために作られた小道具が用意されるわけですが、稽古の時も何かあった方がイメージつかみやすいという事で。で、ユナイト特番もあるのでギターやら機材やらかついで稽古場へ。

稽古場は都内某区の二会場が使われているんですが、今日は駅から近い方。でも道入り組んでる。でももうiPhoneマップ見なくても辿り着けるぜ! でも道入り組んでる。公園もつっきったりする。赤いコロコロに砂が詰まる。

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今日も気合い入れて稽古開始!
少しずつ増えていく台本に、盗聴少年の全貌が明かされていきます。前日の稽古で起った事が次の日の台本に活かされていたりして、このライブ感はテレビ版エヴァンゲリオンみたいじゃないか!と思ったり。ぃやー、面白いですね。さー、出番だ!

「カット君、だいぶ慣れて来てるけど、台詞のATフィールド感が半端ない。「ここまでが自分の台詞ですっ!」みたいな感じがする。もっと流れに乗って、ATフィールドを外してやってみて」

と、エヴァの事を考えていたのを見透かしたかのように、エヴァ用語でダメ出しをする能龍。か、顔に書いてたっ!?

しかしとっても思い当たる節あり。家で準備する時は一人でやるわけで、しかも少なくとも声は聞こえたいという思いから、割と句読点を意識して、ぱきぱきっと台詞を話してた。それ自体は間違ってもいないのだろうけど、結果相手が喋る事をあまり意味では聞いていないと言うか、段取りで聞いていたような気がする。それじゃあ、流れは生まれないのですよね。とっても腑に落ちる。

なので次から、相手の台詞を意味をもって聞くようにトライする。そうすると、少し言葉になっていない流れ…意味上の流れと言うか、そう言うものが掴みやすくなって、台詞もより自然に出たような気が、する。発声ももう少し普段話している感じに近づけてみる。

普段話している感じ、と言えば、早々にクリアしたいのがこの発声に関して。いつもステージではマイクに向かって歌っているので、マイクに良く乗る発声を意識してるわけだけど、舞台ではマイクがないので、ある程度声量がありつつ、かつ自然に聞こえる発声を会得せねばなのです。今はまだその加減が計りきれてないなと。まあこの分野に関しては一応専門だし、しっかり仕上げます!

さて稽古はゴーイングオン。能龍も毎回ダメ出ししてくれるし、僕のATフィールドも徐々に溶けて、正しい方向には向かっているよう。まだまだよちよち歩きではありますが、歩き始めた感を感じております。

そんな終盤。今日の稽古最後のシーンが終わった後に能龍。

「…今のは良かったと思う。なんと言うか、覚悟…というかな、それが見えた感じ」

…覚悟?

「本番になったら、一人のシーンならなんやいうても一人で成立させなあかんわけやん。その覚悟が見えたと言うか、一個強い感じがしたというか」

おお。

「その覚悟さえあれば、下手でも…いや全然下手ちゃうけど(←すかさずフォロー^^;)、なんとかなるねん。そういうのが見えて、良かった」

おおお。

言われた時は、特にそんな意識はなくて、や、一生懸命やっただけです、って思ったけど、後から考えてみてその覚悟と呼ばれるものの内容が分かった気がする。

それって、俺にとっては、「取りつくろう力」なのです。(まあ能龍氏が言った意味と本当に一緒かはわかんないけどね)

久々に音楽に例えるけど、全てのライブが完全なコンディションな訳ではない。その中でその日のベスト、もしくはその瞬間にしか出ないものを出していく(ようにする)って事。それって実は、言葉は悪いけど、取り繕う力というか、そういうものな気がするんですよね。

例えば、例えばだけどAメロの歌入りの音程を少ししくじった…ら、その分その後を感情優位の歌い方にして、成立させるとか、ライブ終盤に声が枯れ気味になっちゃったら、逆にそれを強調して歌ってみるとか、まあイベントとかで曲順が若干スムースじゃない場合に、静かな曲の後の盛り上がる曲のイントロを、「いつもより沢山あおっております!」みたいなのもそうかな^^;。まあそういうテクニック的な、言葉に出来る事じゃなくても、なんしか、流れが悪い方向に行きそうな時に、諦めずに必死で良き方向へ戻そうとする力。粘る…とも言えるのかな。

で、その覚悟が見えたと言うシーンも、実は自分の考えていたように出来なくて、ちょっと焦ったんですね^^;。そのシーンも結構回数やってるから、ぐだぐだっとなっちゃってはもう格好つかへんと、なんとか取り繕おうとがんばった、気がするんです。稽古だからと諦めず、なんとか粘ろうとした事が、結果的に「覚悟」に映ったんじゃないかな…と。

もしそうだとしたら、その粘る力は曲がりなりにもこれまでの活動で僕が培ってきたものだから、これはひとつ自信になるのじゃないかと思いました。ポジティブだろう~^^?

そんな訳でその後はユナイト! 山田ジャパン若村くん由記ちゃんその時の模様をブログに書いてくれたよー^^)もお手伝いに来てくれました。

2月の稽古は良い感じで締めくくれたのじゃないかと思います。
3月からは配役も決まっていよいよこれから!という感じ。掛け値無しに面白くなりそうですよ~!
よろしく!

続く。


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